現場仕事そのものは、嫌いじゃなかった

10代から20代にかけて、舗装の現場で働いていました。朝が早く、夏は暑く、体力的に楽な仕事ではありませんでした。それでも、現場で一つのものを仕上げていく感覚や、終わった時に目に見えて形が残るところは好きでした。

だから自分の場合、「現場仕事が嫌で辞めた」という感覚とは少し違います。働いていた会社の人にもよくしてもらっていましたし、仕事そのものに強い不満があったわけでもありませんでした。

それでも「このままでいいんかな」と考えていた

一方で、休憩中に本を読んだりしながら、「自分はこの仕事をずっと続けたいのか」「他の働き方もあるんじゃないか」と考えることが増えていきました。

ここが今振り返ると大事だったと思います。仕事内容が嫌なのか、給料や休み、将来の選択肢など“働き方”に引っかかっているのかは、同じように見えて別の話です。

会社が変われば、同じ仕事でも条件は変わる

現場仕事は会社によって、休日、帰宅時間、移動距離、給与の決まり方、家族行事で休めるかなどがかなり違います。

今の会社がしんどいからといって、現場経験そのものを捨てる必要はない場合もあります。逆に、仕事内容は好きでも、今の条件が自分や家族に合わなくなっていることもあります。

辞める前に、一度だけ分けて考える

自分は最終的に現場を離れました。ただ、今なら「現場を続ける・辞める」の二択だけでなく、「同じ業界で会社を変える」「経験を活かして別の役割に進む」といった選択肢も一緒に考えると思います。

現場だから仕方ない、と最初から決めつけずに、まず“何がしんどいのか”を言葉にしてみる。それだけでも次の選択はかなり変わると思っています。

現場の条件や働き方は、会社・地域・職種によって異なります。ここに書いているのは、自分の経験と考えです。仕事や転職を検討するときは、実際の求人条件や会社の情報も確認してください。
ハル|現場仕事と家族10代から20代にかけて舗装の現場で働いていました。今はフリーランスで、時間もある程度自由になりました。2児の父。現場仕事を否定するのではなく、給料・休日・帰宅時間・家族との時間まで含めて「今の会社の働き方」を考えるための話を書いています。